別居・離婚で無職の専業主婦は賃貸アパートを借りれる!自分名義で契約しました!

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  • 専業主婦が、自分名義で賃貸アパートを借りるための具体的な方法は?
  • 私が実際に無職で部屋を借りた方法は?

そんな疑問にお答えします。

私は、専業主婦で、いきなり別居して、賃貸のマンションを無職のまま自分名義で契約できました。

私は、一人暮らし歴は14年以上になります。
学生寮、先輩の紹介、大学のあっせんで部屋を決めてきました。

だから、自力で自分の部屋を、本気で探したのは初めてです。

目次

別居・離婚で専業主婦でも賃貸アパートは借りることができる

大家さんが専業主婦に賃貸アパートを貸し渋るのは、結局のところ、家賃をちゃんと払ってくれるのか心配だからです。

あとは、管理している保証会社によっては、審査が厳しくて、最初から無職の人を除外している物件があります。

つまり、別居・離婚で専業主婦が賃貸でアパートを借りるためには、以下の2つのポイントを押さえることが大事です。

  • 家賃を支払うことができることを証明する
  • 管理している会社の審査がゆるい物件を探す

この2つのポイントが押さえることができれば、専業主婦でも賃貸アパートを自分名義で借りることはできます。

別居・離婚で専業主婦が賃貸アパートを借りるための具体的な方法

仕事を探して働く意思があることを伝える

今は専業主婦でも、別居・離婚後は働くつもりであることを、不動産屋でしっかり伝える必要があります。

できれば、実際に、ハローワークで手続きして、求職中であることがアピールできるといいですよ。

また、すぐに仕事につながりそうな資格があれば、アピールポイントになります。

しっかりした保証人を立てる

多くの賃貸アパート物件では、保証人を立ててくださいと言われます。

ネットで情報を集めると、「保証人なしでもOK」という物件がありますが、無職の専業主婦の場合は、こうした保証人なしでもOKという物件は借りれません。

また、自分が無職だと、保証人は収入がしっかりある人でないとダメだと不動産屋で言われました。
年金生活の場合は、収入がないとみなされるので、年金生活の親御さんに保証人になってもらうのは難しいです。

保証人は、給与がきちんと入ってくる人が好まれるようです。

保証人がいない場合は、エリアや物件によっては、保証会社を使うことで審査が通る場合もあるようです。

元夫は、保証人がいなくて、保証会社を使って賃貸の部屋を借りました。
ただ、一番借りたかった部屋は、保証人が必要な部屋だったようです。

同じエリア内でも、物件によって、審査の基準が違うことがわかりました。

家賃をその地域の生活保護の住宅補助の金額内に抑える

家賃は、よく、所得の25~30%以内。と言われます。

でも、今は無収入の専業主婦なので、この計算式に当てはめることができないです。

また、元市役所職員(福祉課)に勤めていた経験から、人って、いつどんなきっかけで生活保護になるかわからない。
と、思います。

きついことを書いてしまうのだけど、専業主婦で、仕事がなかなか見つからない場合は、貯金を切り崩しての生活になってしまいます。
預貯金を切り崩して生活してきて、預貯金が減っていくのは本当に怖いと思いました。

別居の場合は、夫から、婚姻費用分担金がもらえるのですが、確実かどうかあやしいと思っておく方がいいかもしれないです。
それに、私の場合みたいに、夫の収入が少ないと、そもそも婚姻費用分担金がもらえないです。

そして、預貯金が無くなった時は、生活保護になります。

私は、生活保護が悪いとは思ってないし、同時にすすめてもいません。
ただ、必要な方は受けていい制度だと思っています。

専業主婦で、別居・離婚した場合は、生活保護になる可能性もあります。

だから、家賃は、住む地域の生活保護の住宅補助金額以下にしておくといいです。

そうしたら、もし、生活保護になっても、引っ越ししなくてすみます。
生活保護にならず、自力で仕事して生活できる場合でも、家賃負担が少なくてすむので、生活が楽です。

もし仮に、家賃5万円の部屋を選んでしまうと、手取り15万円必要ということになります。

そうなると、フルタイムパートでは難しくて、正社員の仕事を探さないといけない。プレシャーですし、年齢にもよりますが難しい場合があります。

シングルマザーの場合は、いろいろな補助があるので、フルタイムパートの月収10万円でも、家賃5万円で生活できる可能性はあります。

ひとり親家庭が受けられる補助には、以下のようなものがあります。

  • 児童扶養手当
  • 児童手当
  • 児童育成手当(実施していない自治体もある)
  • 住宅手当(住宅助成制度・市町村独自の制度なので実施していない自治体もある)
  • 高校生等奨学給付金
  • 国民健康保険料の軽減
  • ひとり親家庭等医療費助成制度
  • 公共料金の割引
  • 幼児教育・保育料の無償化

賃貸の部屋を探す前に、もしシングルマザーになった場合に、どんな助成が受けられて、いくら、いつまでもらえるのか。
を調べておくのは、重要なことです。

預貯金は家賃の2年分あるといい

預貯金は、家賃の2年分あるといいです。

ただ、預貯金審査はない場合や、審査の効果がない場合もあるようです。
私の時は、預貯金調査はなかったです。

この預貯金から、引っ越しや新生活に必要なものを買う費用も出す必要があります。

引っ越す距離や、持って行くものの量にもよりますが、一人暮らしの場合で50~60万円は必要です。

自分名義で賃貸契約する

専業主婦だから、賃貸の審査に通らないかもしれない。
だから、夫、子どもなどに契約者になってもらおう。

と、考えるかもしれないです。

が、これは止めた方がいいです。

自分名義で賃貸契約を結ぶのは、確かに大変なのですが、自分名義で借りることをおすすめします。

その理由は、次の4つです。

  • 夫が契約者の場合は、夫の気持ち次第で契約を解除することができるので、離婚に向けての話し合い中に不安になる可能性がある。
  • 夫が契約者で子どもがいる場合は、ひとり親とみなしてもらえず、ひとり親家庭のための補助が受けられない可能性がある。
  • 夫と離婚した場合、離婚した元夫が契約者というのはややこしくて面倒が起きる可能性がある。
  • 貯金がなくなって生活保護を受けたいと思った時、実際に家賃を払っているのが自分でも、賃貸の名義が子どもなどになっていると、「援助が得られる」と判断されて、不利になる可能性がある。

どれも、可能性でしかないです。

でも、家は、生きるために絶対に必要なものです。
安心して住みたいし、補助も安心して受けたいものです。

だから、不利になる可能性はなくしておくのがいい。

と、市役所職員(福祉課)として色々なご家庭を見たりして、あとは自分自身が住む場所がなくて転々とした経験から、強く思います。

初期費用を安くしてもらう

私は、部屋を探したのが3月だったので、不動産屋さんが強気な時期でした。
だから、使えなかったんですが。

フリーレントという、1か月とか、2か月分のお家賃を払わなくてすむ方法があります。
これを使えると、かなり楽になります。

また、礼金、敷金が無料だったり、安い物件を選ぶ。

仲介手数料が無料、半額といった不動産屋を選ぶ。

という方法でも、初期費用を抑えることができます。

他に、交渉して、消毒代を値切ったり、鍵の交換代金を値切ったり。
やってみる価値はあると、思います。

私が実際に賃貸マンションを契約できた時にやったこと

住むエリアを大まかに絞った

まず、住もうと思うエリアを決めました。

家賃相場を知るためにも、物件を探すにも、やみくもには動けないからです。

私は、働き口が多くありそうなエリアを希望していました。

家賃の予算を決めた

もしかしたら生活保護になる可能性を考えて、住もうと決めたエリアの、生活保護の住宅補助の金額を、家賃の上限に決めました。

ネットで情報収集した

エリアと家賃の上限が決まったので、ネットで不動産サイトを使い、物件探しをしました。

この時は、専業主婦だから断られる。
とか、全く考えてなくて、紹介されている空き部屋なら、どこでも入居できる。

と、安易に考えてました。

実際に不動産屋さんへ行ってみた

次に、住みたいエリアの不動産屋さんへ、実際に行って、部屋探しを開始しました。

そこで、専業主婦=無職では、賃貸アパートの紹介すらしてもらえない。
門前払いされる。

という事態が待ってました。

時期が悪かった

まず、部屋を探した時期が悪かったです。
3月に部屋を探してました。

私は、DVが原因で家を出ているので、別居の時期を選べませんでしたので、やむを得ません。

大家さんも、不動産屋さんも強気な時期です。

4月になって、それでも空いてる部屋なら、大家さんも貸してくれるかも。
と、はっきり言われたこともあります。

無職で紹介してもらえる物件は少なかった

なんとか紹介してもらえた賃貸アパートはあったんですが、条件が悪すぎました。

  • 窓が閉まらない(鍵はもちろんかからないし、完全には閉まらず開いている)
  • 洗濯機を置くはずのベランダが狭すぎて、どう考えても洗濯機は置けない
  • 管理がずさんすぎて、ものすごく汚い
  • 台所スペース=玄関という間取りのワンルーム
  • 6畳という話が、畳が小さすぎて実質は4畳半しかない

など。

まともに自炊して生活するには、かなり厳しい部屋ばかりでした。

そして、途方に暮れて、作戦を変更することにしました。

賃貸アパートを探すエリアを変えてマンション契約に成功した

このエリアは人気だから、予算内で部屋を探すのは無理。

と思って、エリアを変更しました。

すると、紹介してもらえた賃貸アパート物件は少なかったけど、条件は各段によくなりました。
予算的に、ユニットバス物件が殆どでしたが。

どの部屋も、ちゃんと自炊できて、余裕のあるスペースがあるアパートやマンションでした。
日当たりも、いい物件ばかり。

その中から、今のマンションを選びました。

仕事はこれから探します。とは言いました。

預貯金審査は無くて、確実な保証人が求められました。

不動産屋さんで言われたのは、保証人がすごく大事です。ということでした。

私が部屋を探したエリアでは、保証人なしで貸せる部屋はない。と、言われました。

幸い、弟は中規模なメーカー勤めでしたので、保証人として問題ないということになり、審査は無事に通りました。

まとめ:別居・離婚の専業主婦でも自分名義で部屋を借りることはできる

別居・離婚の専業主婦でも、自分名義で契約して部屋を借りることはできます。

まずは、仕事を探すつもりであることを、はっきりと伝えることが大事です。
求職中であることを証明できるように、ハローワークへ登録しておくのもいいですよ。
もし、就職にすぐにつながる資格があれば、それも伝えましょう。

必要なのは、しっかりした保証人です。

家賃は、住む自治体の生活保護の住宅補助の範囲内が望ましいです。

預貯金は、家賃の2年分あるといいです。
でも、なくても大丈夫な場合もあります。

契約は、後々のことを考えて、自分名義ですることをおすすめします。

時期によっては、初期費用を安くできる可能性があるので、ダメ元で交渉してみましょう。

最後になりますが、専業主婦が賃貸の部屋を探し自分名義で契約するためには、気持ちの強さがとても大事です。
粘り強く、頑張って欲しいと思います。

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